こんにちは、嫁です!
「森」の購入を決めたわたしたちですが、土地の買い物なんてもちろん初めてなので、具体的にどのような契約の流れになるのか全く分からない、、そこで、土地売買契約に至るまでのお話をしたいなと思います。
購入申し込みをする
購入を決めたからといって、すぐさま契約、とはなりません。買主であるわたしたちは、当然ですが資金を用意しなければならないですし、売主である不動産屋さんは、売買契約を交わす前に買主となるわたしたちに面と向かって伝えなければならないことがあるようです。
とはいえ、わたしたちが購入したいと思っているこの土地は、色々な物件紹介サイトに掲載されてしまっているので、いつ他に買い手がつくかわかりません。先着順で土地を購入する権利が与えられるのが、この購入申し込みってもののようです。
実際、わたしたちが森の購入を迷っている間に、他にも土地購入希望の方からもこの土地への問い合わせがたびたびあったそうです。(前にお伝えした太陽光発電系の業者さんが中心だったようですが・・・)
決断してからは申し込みするまで気が気じゃなく、早く連絡しないと先越されてしまうかも!ということで不動産屋さんへ即メール!
不動産屋さんからはすぐにお返事があり、無事口頭での申し込みを受理してもらえました。よかった~。
この段階で初めて、わたしたちは土地購入の権利者として見なされ、物件紹介サイト等の掲載はすべてストップして問い合わせがあってもすでに商談中ということで一旦お断りをするようになるそうです。
厳密には、「買付証明書」の提出をもってということみたいですけどね、融通をきかせてくれました。追って買付証明書を提出し、無事、名実ともに提出仮押さえ完了!
細かい要点を詰める
ロケーションや雰囲気などで決断した「森」の購入ですが、過去ポストしたように、懸念点がいくつもありました。
一つが、現在生えている樹々をどうするかについて。購入申し込み時には、売主である不動産屋さんが伐採・伐根処理を完了してから引き渡しする、という前提で進めていました。ただ、薪ストーブ導入のために伐採した木は敷地内に置いていってね、という抜け目ない交渉は当然です。(笑)
その条件には不動産屋さんも快諾されていたのですが、それ以外にもいくつか気になる点が出てきました。具体的にいうと、こんなこと。
- 水道って引き込み済みだったよね?
- 盛土等も必要ないんだよね?
- 地盤改良工事って必要ないよね?
- 引き渡しのタイミングは?
不動産屋さんに相談したところ、諸々の心配ごとを解消するために一度打ち合わせをしましょう、そう提案してくれました。
水道について
不動産屋さんからの紹介で、水道管は敷地内に引き込み済みである、という認識をもっていたわたしたち。念のため確認しようと手元の資料を見返すも、設備欄に「公営水道」という記載はあれど「敷地引き込み済み」とはどこにも載ってない。。
もしかして、、と、打ち合わせでうかがうと、やはり水道は前面道路には通っているがものの、地内には引き込みされていないということが判明しました。
ただし、その点は不動産屋さんも曖昧だったようで、「勘違いを招いた原因は私かもしれないので」と、水道引き込みにかかる費用の一部を負担する意味合いから土地費用をディスカウントする、というなんともありがたいお心遣いをいただきました。勝手に勘違いしていたかもしれないのに、、すみません、ありがとうございます。。
盛土、地盤改良について
伐採伐根が必要なことは前述の通り。さらに、どうしてもあれだけの樹々を切り根っこを掘り起こすとなると、地表部分は荒れるし地盤が現況より下がってしまい、埋戻しや盛土は必須でしょう、とのこと。
そして地盤改良については現時点では何とも言えない、とのことでした。どこもそのようですね。元々地盤はしっかりしているところではあるみたいなので、地盤改良が必要とはあまり思えないのですが、伐採・抜根による盛土は一貫して対応します、と不動産屋さんには回答をもらいました。
費用について
最後に大事なこと。わたしたちがBESSの家を建てようと考えていることはすでにお話しましたが、これにあたっては当然住宅ローンを利用することを考えていて、土地購入もそのローンに組み入れる予定だったんですね。
ところが今回、土地の契約が住宅の契約よりだいぶ先になってしまい、どちらかというと想像以上にカントリーログ の着工が遅かったというのが本音なのですが(笑)、結果的に土地購入における支払いも早くなってしまうのではないか、、と不安になっていました。
実際には、土地契約が2018年12月、住宅の着工が2019年5月予定。期間があいてますよね、、それにこの時点でまだ住宅ローンの借入先も迷っていたのです。
このスケジュールを不動産屋さんにお伝えしたところ、着工に合わせて、伐採・伐根作業も2019年3月あたりに実施し、完了後引き渡し、という形をとりましょう、と提案されました。
雪国ほどではないにせよ、現地はそれなりに積雪もあるエリア、伐採するにも暖かくなってからの方が何かと都合の良い背景もあったようですね。とはいえ、契約締結日から決算期ギリギリまで引き渡しを先延ばしにできたのは、不動産屋さんの相当な社内交渉あってのことだと思います。本当にありがたい。。
そして売買契約締結
いくつかの気がかりもすべて明白になり、いざ、契約のため不動産屋さんへ。都内のきれいなオフィスで、おいしいお茶をいただきながら、さあ契約のお話を聞くことに。
経験のある方ならお分かりでしょうけど、不動産の絡む売買契約は、重要事項説明が必須で、長々と難しい話に耳を傾けなきゃいけないんですよね、、気が付けば昼過ぎに訪れたオフィスから窓の外を眺めると、すでに陽も傾き暗くなっていました。
輪をかけて夫は契約書に難癖?いや、指摘を入れ、詳細まで食い入るように見つめては修正の依頼をしたりして、余計に時間がかかってましたね。。前日から契約の際に何をチェックすべきか勉強していたようです、面倒な性格ですがいざというときは頼りになりますね。。
すっかり陽も落ちた頃にようやく署名捺印を終え、ついに契約締結へと至りました。一世一代の経験、判を押す手が震える、なんて話を諸先輩方のブログでよく読んでいたんですが、わたしたちにそんな感慨もなく、流れ作業のように対応してましたね、、
終わりに
まずは不動産屋さんに感謝です。本当に色々な面で配慮をくださいました。素敵なおうちをたてますね。
契約の際に不動産屋さんの本社にお伺いしたときには、他の社員の方もその当時6か月だった娘を抱っこしてくれたり、授乳室を設けてくれたり、とにかくあたたかい不動産屋さんでした。
今後はまた伐採・伐根のころにお世話になります!
ゴルフ帰りにもぜひ遊びにきてくださいね!
それでは、また~!
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