このブログは、今から1年以内に日本のどこかに移住することを決断し、実際に移住するまでを綴ろうと思い立って突然立ち上げたものです。
皆さんはここでふと疑問に思うでしょう、移住先も決まらずに移住とはなんぞ？と。
そうなんです。僕は具体的な「どこか」を思い浮かべて憧れた訳ではないんです。そんな僕たちが、なぜ今移住を検討しているのか。僕自身の思考整理のためにも、また近い将来同じように日本の「どこか」にを思い馳せるかもしれないあなたのちょっとだけのためにも、この場にまとめていきたいと思います。
まずはちょっとした自己紹介を
移住を検討するに至るまでの経緯を語る前に、簡単に僕たちの紹介をしておきたいと思います。
夫
＜年齢＞33歳（もちろん男性）
＜住まい＞埼玉県さいたま市（旧浦和市の端っこのほうです）
＜職業＞
名古屋（3年）⇒静岡（2年）⇒新潟（2年）と新卒以来7年を各地で過ごし、地元埼玉に戻ってきたのが4年前。その後はJR線の通勤ラッシュに揉まれながら都内港区のオフィスで働くサラリーマン生活を4年続けています。
＜趣味＞キャンプ、マラソン、フットサル、ボルダリングなどアウトドアも好きですが、読書や料理にも傾倒しています。
嫁
＜年齢＞25歳
＜職業＞
以前は保育園で栄養士をしていましたが、第一子の出産を機に産休を謳歌しています。
＜趣味＞飽き性で長く続かず、趣味と呼べるものはないようですが、、僕の影響でアウトドアが好きになったようです。しかし主に料理担当。大酒飲みです。
そんな僕が移住を考えることになった3つの理由
実は幼少のころから俗に言う転勤族で、九州～関西間を2～3年置きに転々としていて、3年以上ひとところに留まったのは、勝手に地元を称する埼玉が初めてだったんです。そのような意味では割と各地を経験したと言っても過言でない僕が、なぜこのタイミングで移住を考えたか、人気ブログにありそうなサブタイトルであえて振り返ってみたいと思います。
①結婚した
冒頭から私事でお恥ずかしいのですが、遅ればせながら約1年前に結婚したんです。
僕にとってのそれは、独り身を謳歌する、という体の良い言葉とは裏腹に怠惰と我儘を極めた約30年超の人生に泣く泣くリセットボタンを押さざるを得ないような出来事で、身の回りのあれこれを再整理するいいきっかけでした。（特に保険関連はあれこれ勉強し直したのですが、それはまた別の機会に）
②家族にとって最良な場 ＝ 都会 とは思えなかった
これはまさに僕の幼少時代が甦ってきたようなものでした。都会での暮らしは、便利で洗練されている一方、持続可能なものではない、と
そう思ってしまうんですね。（個人的な見解ですよ）
そう考えたとき、特に小学生の頃に転校を繰り返したのは苦い思い出だったんです。いやおかげで、初対面で相手の懐に潜り込む術やグループ内でいかにアジテートするかそんなことを学ぶいい機会でしたが（小さな僕はそんなこと考えてなかったでしょうけど）、転入先では必ず別の地方の方言を弄られ、別の地方の文化をからかわれ、小さな小さな子供の世界では常にマイノリティスタートだったんですよ。
そんな記憶をたどると、やはり本当の意味での「地元」や「田舎」と呼べるどこかを家族のためにつくってあげたいな、と考え始めた訳です。
③電車に揺られて往復3時間。無駄なオフィスとの往来を何とかしたかった
ありきたりと言えばそれまでですが、やは出退勤の移動時間は本当に無駄です。もちろん有効に利用できない訳ではないですよ。ただ、ないに越したことはない、ということです。特に地方で仕事をしていた時分は、徒歩or自転車or車通勤で、その所要時間は往復にしてもわずか10～15分弱。元々僕のサーカディアンリズムに通勤時間は含まれていないんですね。
それが何の因果か現在は浦和の端っこから東京タワーの辺りまでせっせと1日3時間を使っています。都内で働くことを選択した当時は、当然のようにそれを受け入れていましたが、これって馬鹿馬鹿しくないですか？
最近は、働き方改革やリモートワークなどを取り入れる企業も増えてきていますが、やはり重要なのは、どちらが良い悪いではなく、選択できることだと思うんです。そして僕としては、限られた時間を家族のために費やすことを考えると、無駄にしている時間はないと思ってしまった訳です。
最近こんなリリースを目にしたりもして、これから働く環境にもより多様性が求められるようになるでしょうね。
これからよろしくお願いします
このブログのプロローグとして、移住を考えるきっかけをつらつらと書き殴りましたが、実のところ一番のトリガーは、ふと馴染みのあった軽井沢と我が家付近の地価を比較したこと。。浦和の端っこで都内へ通勤するにも決して便が良いとは言えないこのエリアのわずか1/10ほどの価格で軽井沢駅近辺の好立地が手に入れられるんですよ。（住み心地その他もろもろの要素はあえて度外視しますが）
僕がそれを知ってから、日本って広いな、とそう感じました。たかだか東京に近いというだけで終の棲家を決めてしまうのはもったいないと思いましたね。
次回は、移住を思い立って行動に移すまで、そのあたりをまとめたいと思います。それではまた。
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