移住の苦労話#3|実際に移住して予想通りだったこと、予想外だったあれこれ

おうちのこと

こんにちは、嫁です!

庭の雑草が生き生きとしております。いいことですね。とってもとっても生えてくる彼らの生命力を見習いたい。とってもとってもできる、といえば、我が家は蜘蛛の巣もまたすごくて。取り除いても次の日には同じ場所にこれまた立派な巣ができています。薪やら雑草やら蜘蛛の巣やら、、庭は一向にきれいになりません、、ああどこから手をつけたらいいのやら、、

さて、今回は地方に移住してみて予想通りだったこと、予想外だったこと、気づいたことをまとめてみようかな~と思います。これから地方移住を考えている方の、何か参考になれば幸いです、、!

やっぱり車は必須

まあこれはもちろんですよね!車がないとどこへも行けません。最寄りのJR黒磯駅までの路線バスも通っているのですが、本数は2時間に1本ほど。バスが走っているところ、まだ見たことがありません。(笑)これでは使うに使えませんよね~。

もともと我が家には、埼玉に住んでいた頃から夫が所有していた車が一台ありました。しかし、平日は夫が那須塩原駅まで車で行き駅に停めて出勤するため、車一台では昼間わたしが買い物に行ったり出かけたりする足がなくなってしまいます。車一台では足りない、、ということで、移住後すぐに出勤用の軽自動車を購入しました。

夫は移住前、出勤用に軽自動車を購入するか、原付を購入するか迷っていました。というのも、新幹線通勤のため那須塩原駅に駐車場を借りなければいけないのですが、ネットで駐車場を調べてみると月6000円程度の賃料のものがほとんど。また車を所有するということは、毎年の自動車関連税に自動車保険、そして数年に一度の車検、と維持費もそれなりにかかり、家計を圧迫します。そこでコストが比較的抑えられる原付も候補に挙がったのです。原付だと市営の駐輪場に空きがあれば停めてOKなので、駐車代がかかりませんし、車検も不要。

しかし、雨が降ったらどうする?寒い冬も原付で通えるの?というわたしの不安。。夫は、雨の日は送ってよ~といっていましたが、子どももまだ小さいし、もし雨が続いたら毎日朝6時に車を出すのはちょっときつそう、、ということで、わたしが軽自動車を押しに押し、地元の不動産屋さんで月3000円の賃料の駐車場を見つけ軽自動車購入に至りました。

現在、出勤時にゴミ捨てもお願いしているので、本当に軽自動車で良かったなあと思います。(笑)我が家はおむつゴミがかさばり毎回結構なゴミの量になるので、原付では絶対無理でしたね。(笑)

ガソリン代がかかる

スーパーに買い物に行くにしても、コンビニに行くにしても、外食するにしても、パッと行って帰ってこれる距離ではなく、どこに行くにしてもちょっと遠い。コンビニも歩いていける距離には当然ありません。

これ、きっと地方に住んでいる方は慣れていると思いますが、都心に住んでいてどこにでも歩いていける距離に住んでいた方にとってはかなり生活の仕方が変わりますよね~。ちょっとコンビニ寄ってスイーツ買って帰ろ、みたいなことがなかなか億劫なわけですから。特にお酒なんて飲んでしまったら、もう引きこもり決定です。

一度出かけると往復10㎞以上なので、ガソリン代もかかります。我が家のガソリン代も、上がりましたね~。。ガソリンスタンドも当然片道5km以上で、比較的安いスタンドはさらに遠方。なので、給油も早いうちに満タンにするようになりました。埼玉にいたころはガソリンランプが点灯してから給油することがほとんどで、満タンなんてどこか旅行に行くときにしかしませんでしたから、、(笑)

ちなみに、那須塩原市のガソリン価格は高めな気がします。埼玉へ出かけたり仙台へ帰省したりすると同じ時期でも那須塩原のスタンドで掲げている単価よりリッター5円は安い気がしますね。

食費が下がらない

移住前、漠然と、地方に移住したら食材は安く手に入るだろう、とか思っていました。今考えると何を根拠にそう思っていたのか、、(笑)スーパーで買い物をする際にかかる食材費は、埼玉にいた頃と大して変わりありません。それどころか今の方がちょっと高いかも?

メディアで見る地方移住者の中には、農家さんから直接野菜を買って安く手に入れている、という方もいるようで。我が家もそのような農家さんとのつながりが欲しい、、!

道の駅に併設された野菜の直売所でも安く野菜が手に入ることもありますが、子ども二人連れて買い物に行くのは結構な重労働なので、結局スーパーで肉も魚も野菜も全部まとめて買ってしまうんですよね。

これから家庭菜園も本格的に始めて、自分たちが食べる足しになる分の野菜くらいは作っていきたい、、と思っているので、これから食費が下がることに期待します。。初期投資にどのくらいかかるかな、、(笑)

柑橘系の実りにありつけない!

冒頭でもぼやきましたが、一軒家を建てると家の中だけじゃなく外もキレイにしないと格好つきません。その点、我が家は全然追い付いてません。。

引っ越し後すぐ、最低限の外構工事(駐車場、アプローチなど)を業者にお願いして整備してもらい、花壇スペースを作ってもらいました。花壇スペースにはレモンやライム、オリーブなどを植えて収穫にありつこう!そんな風に思っていたのですが、、

柑橘系って温暖な気候じゃないと育たないんですよね。。冬場の最低気温マイナス5℃を下回る那須塩原で柑橘系の収穫を願うのはギリギリ無理のようです。

今までがマンション暮らしですし、さらに今までと気候の異なる土地への引っ越しだったので、こんな当たり前のことにも気が付きませんでした。埼玉に住んでいた頃はベランダに出していた植木も、那須塩原に引っ越してきて外に出していたらダメになってしまったり。そりゃそうですよね、最低気温が全然違いますもんね、、

ちなみに、今我が家の花壇はブルーベリーとジューンベリーの苗木を植えています。未熟な実がなっているのは見かけるのですが、色づいた実を目にしていません。収穫前に鳥や虫に食べられている気がします。。

そう、植物を育てる上で都心に住んでいる頃より虫問題も多いです。なんてったって都心より虫が多いから!!!蜘蛛の巣だらけになっていたり、毛虫がついていたり、コナジラミが発生したり、、!

これから家庭菜園を始める上でも虫問題はどうにか対策していかないとですよね。農家になった気分で勉強してみようかな、、、

水光熱費は大きく変化しない

2~4月の冬場の水光熱費を埼玉に住んでいた頃と比較してみました。

埼玉の我が家はこんな感じでした。

  • 家族3人…夫、わたし、娘(0歳)
  • 鉄筋コンクリートのマンション、間取りは2LDK
  • 冬場の暖房は、エアコン・電気ストーブ・こたつを適宜使用
  • 電気はENEOSでんき、ガスは東京ガス契約、水道は公共の上下水道を使用

そして現在の那須塩原の我が家はこんな感じ。

  • 家族4人…夫、わたし、娘2人(1歳、0歳)
  • 木造ログハウス、2階建ての3LDK
  • 冬場の暖房はエアコンと灯油ストーブを併用
  • 電気は九電みらいエナジー(オール電化仕様)、ガスは契約なし、水道は上水道のみ(敷地内に浄化槽設置)

温める部屋の大きさも大きくなったし、オール電化でエコキュートも増えたし、絶対電気代ものすごい上がってる、、!と思ったのですが、電気代はこの時期どちらも15,000円程度であまり変化ありませんでした。

極力夜間電力を使おうと努力していること、那須塩原では灯油ストーブを併用してエアコン稼働を抑えていたことが要因でしょうか。ガス代もなくなったので、電気とガスだけ見れば光熱費は下がってますよね。まあでもここに灯油代がプラスと考えると、あまり変わらないか、、!

水道代は下水代が無くなりましたが、上水道だけで比較すると、1㎥あたり20円程度那須塩原の方が高いかな、くらい。下水がなくなった分、現在はここに浄化槽設置費用がかかってくるわけですね。浄化槽維持管理料は年間でおよそ2万円程度。月1,700円程度ですね。埼玉にいた頃の下水使用量は月2,300円程度だったので、ここで比較すると少し下がったかな。

下水道を使用していた頃は全く気にせずに食器洗いで水を流していましたが、浄化槽になって油ものはきちんと拭いてから洗ったり、野菜くずが流れないようにしたり、気を配るようになりました。そうしないと、すぐダメになってしまうみたいです。敷地内で異臭がするのも嫌ですしね。

オール電化にして、ライフラインも今までとは別の会社になって、どうなることやらと思っていましたが悪い方にはいかず良かったです。

さいごに

移住したことは微塵も後悔しておりませんが、生活環境の変化は大きいですね。

わたし的には、暖かくなってきて一番虫被害が心配です。本当に虫、虫、虫、庭に出るのが怖い、、これでよく地方に移住したなあと自分でも思います。(笑)

生活していて、近くのごみステーションを利用するには自治会に入らないといけない、とか、マンション暮らしとは違うところはたくさんあります。まだまだ知らないことだらけなんだろうなあ。

那須塩原での暮らし、これからも楽しみたいと思います~。それでは!

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