ログハウスの建築ログ#4|内壁カラーリングとWOOD ONEキッチンの相性

BESS

こんにちは、夫です。

前回のポストから数週間経ってしまいました。。めっきり寒くなりましたね、いやほんと。鉄筋コンクリートマンションの現住まいですら寝起きの底冷えがつらいのに、一戸建てのログハウスin那須 はどうなんでしょうか。不安が募りますが、薪ストーブに大いに期待したいところ。

さて、いよいよ佳境を迎えてきた僕たち家族のカントリーログ。今月上旬には竣工寸前の我が家を観察してきました。

我が家の予定スケジュール

すでにお示しの通り、着工前から色々あって計画を逸脱していた我が家の建築スケジュール。予定から遅れること1ヶ月、待ち遠しかったスタートを迎えると、僕たちが挨拶に行こうとモタモタしているうちに、あれよあれよと工事は進行し、初めて現地を訪れた頃には上棟しちゃってる始末。ありがたいにはありがたいんですけどね。

そうして、1ヶ月の遅延をほぼほぼ解消しきって、12月上旬には竣工、とのこと。現地でそんな報告を聞いたのは、11月初旬のこと。

まぁ、そんなこんなでなぜか家主の僕が焦ることとなり、せめて竣工前にもう一度と、今月初旬のちらっと雪が舞う寒い平日にお邪魔してきました。

竣工寸前!内部を紹介

11月初旬、初めて建築中の我が家内部に侵入した頃は、まだ躯体に窓・扉と階段がついたようなレベルで、外壁はキレイに染められていたものの、内部は工具と梯子が散乱してまだまだ大工工事はこれからといった状況でした。

1ヶ月後の12月初旬、現地を訪れた僕の目に飛び込んできたのは、相変わらず鮮明なエバーグリーンの佇まい。外見は前回とほとんど変わらないため、大きな感動はありませんでしたが、敷地内に車を駐めてみると、なんということでしょう。

足場も取れて、ほぼほぼ完成しているではありませんか!!

内壁にもほとんどペンキが入り、カントリーログの特色でもあるボロックス合板は真っ白に塗布されていました。

内壁カラーリングについて

僕たち家族のカントリーログ、内壁は標準仕様のダークウォルナットではなく、カントリーウォルナットというペンキを一度塗りして仕上げています。これには理由があって、一つはBESS川口を始めとする各展示場のカントリーログは、落ち着きやオシャレさを全面に押し出すためか、空間全体が暗く感じる点を以前から気になっていたこと。

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もう一つは、大半の展示場でログ材として使われているカナダ・スプルース材ではなく、国産杉材にてビルドしていること。

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杉材はスプルース材と比較すると赤みが強く、全体的に濃く仕上がるんじゃなかろうかという懸念がありました。元々展示場のカントリーログに、性格が暗くなりそうなほどの鬱屈さを感じていた僕たちが更なる暗黒世界への招待状を笑顔で受け取れるわけがなく、、標準からワントーン淡いペンキを選択したわけです。

とはいえ、実際に塗られている色味などを確認したうえで選択したわけではないので、内心ドキドキでした。杉材の印象に負けて結局かなり暗く仕上がったらどうしよう、逆に色が薄くって杉材の赤みが目立ったらどうしよう、などなど心配は尽きません。

これが1Fのリビング・ダイニングに、

1Fの寝室。

出来上がりはどうでしょうか?個人的には、光の当たらない箇所で若干濃く感じる部分はありますが、全体的にはかなり理想のイメージに近い出来栄えで安心しました。杉材もすごく安らぎを感じさせる色合いと香りで、検討当初の不安はどこ吹く風、満足の行く完成度でしたよ。

階段の壁沿いが分かりやすいと思いますが、2F内壁のパイン材とログ材である杉材との階調も思ったほど目立たないかな、という印象でした。ちょうど境界線にあたる部分の「茶色」の違いは明らかなのですが、パイン材は色乗りが良いのか光加減なのか、2Fの方がよほど濃いイメージを受けますね。

キッチンの設置について

上の画像でも少し見えてしまってますが、我が家のキッチンはWOOD ONEのsu:iji(スイージー)を導入しました。「木のキッチン」としてとても有名で、読者の方もドラマなどで一度はご覧になったことがあるかもしれません。

かなーりお高いのですが、我が家はカントリーログ標準仕様の壁付I型ではなく、ペニンシュラ型にしたかったこと、そして木の家には木のキッチンでしょう、という謎のこだわり、更にBESSと提携していることが背中を押して、我が家は清水の舞台から飛び降りてみたのです。

顔にあたるリビング側の壁面や扉面に僕たちが選んだ樹種はオーク材のミディアム色です。塗装した杉材と比較すると色味が弱いかなぁと気になっていましたが、何てことない、親和性抜群ですね。メープル材の白みがかった透明感にも惹かれていましたが、オーク材の選択に間違いはなかったようです。

側面から眺めても木目が美しい。造作で備え付けてもらった背面の収納棚とも馴染み良くありませんか?この無垢の木たちが、床や壁面のログ材とともに経年変化を醸し出していくのが楽しみです。果たして嫁は、これほど開放された隠し場所がほとんどないキッチンを清潔に整理し続けられるのでしょうか。それもまた楽しみですね・・・。

他にも、造作でお願いしたロフトの壁付デスクが完成していたり、

最大サイズの天窓に照らされたグルニエの存在感に圧倒されたり。。

完成間近の我が家を十分に堪能して帰路につきました。ちなみに工事不良や不具合のような箇所はこの時点では見当たらなかったため安心した反面、なんと!帰りしな現場監督から、つい先日設置したばかりのキッチン窓ガラスが、数日前に割られていたという事件性ありそうな出来事を報告されるという、心臓を素手で握り潰されるようなサプライズを披露されたり。

竣工寸前でありながら訪れておいて良かったなとしみじみ感じたところでした。ちなみにこの窓ガラス事件のせいで、このあと僕は本格的にホームセキュリティについて調べることになるわけです。

最後に・・・

実を言うと、我が家の引き渡しはこの年末を予定していました。なるべくリアルタイムのブログ更新を心がけていたつもりなのですが、引き渡し前、そして師走の慌ただしさが重なって時間をとってしまいました。施主検査や引き渡しについてもまたの機会で紹介したいと思っています。

いよいよ引っ越しも近づいているわけですが、新築恒例のWEB内覧会でもしてみたいですね。年内最後の更新になりそうですが、また2020年もよろしくお願いします。

皆さま、良いお年を。

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