薪ストーブのある生活#10|3年目、とうとう加湿器を本格導入する

薪ストーブのこと
ハカイ
ハカイ

こんにちは、ハカイです。

いやーずいぶんと間が空いてしまいました。。お久しぶりです。そして今年もよろしくお願いします。

昨年は9月あたりから仕事環境の変化があってなかなか時間が取れませんでした。そろそろなーと重い腰をやっとこ上げて寄稿しています。

それにしても今年は寒いですね。那須では年末からけっこうな積雪に見舞われ、未だに週1程度地面を真っ白に染めています。今朝も気温は-5℃。ここまで冷え込むシーズンも珍しいのでは、と思いながら、薪ストーブの恩恵に授かっています。

薪ストーブといえば、、、

薪ストーブといえば、去年の記事。

今年も稼働し出した11月ごろから、この湿度問題に悩まされていました。薪ストーブを使い出す前までは大体50%ほどで安定していた我が家の温湿度計も、薪ストーブの稼働とともに、あれよあれよと下がり、安定して「25%」を表示するまでに。

去年は結局薪ストーブ上の銅製ケトルで常に沸騰させ、自身の半径2m程度に申し訳程度の気化式加湿器を設置して、温湿度計は気にしないようにしようぜ、という解決したんだかしてないんだかわからない結論でブログを締め括っていましたが、

それでもやっぱり、気になりますよね。

今年は寒い12月に入ったあたりに、銅製ケトルに加えてちっこくて可愛らしい「トタン豆バケツ」を購入し、沸騰量を増やす試みにトライしたのですが、デジタル表示には何の変化もなし。

去年のような見るに堪えない悪あがきは繰り返さないものの、もう少し快適な湿環境づくりに手をかけたいなぁと、禁断の一手を打つことに。

とうとう加湿機を導入した

そうです。加湿機です、えぇ。我が家にとってはある意味最終手段。

僕たち、カントリーログで暮らし始めて初めて迎えた梅雨どきに洗濯物が思ったように乾いてくれなくて、除湿機を購入したんですね。SHARPのそこそこする優良機です。

夏に除湿機付けて冬に加湿機付けるって何だか湿度管理が全くできないロースペックな家のようで悔しくありません?そんなこだわりというかプライドがチラついて、さすがに加湿機に関しては喉から出る手を必死に引っ込めていたのですが、、、

とうとう買ってしまいました。

とはいえそんな大層なものでもなく。¥6,000でお釣りがくる、モダンデコの超音波式加湿器です。

ぶっちゃけ値段も値段ですし、機能性が高いものでもないので、そこまで期待してなかったのですが。

・・・なんと、導入初日から温湿度計が示す湿度が30%を超えるようになりました。

さまざまな湿度対策を講じてきましたが、これほどデジタル表示の数字にハッキリ響く変化は初めてのことで、あぁこの温湿度計はちゃんと動作していたんだなぁと見当違いな感想を漏らしてしまったのを覚えています。

もちろん分かってるんです。30%でも十分低いよ、というご指摘を皆さん持たれていることも。でもね、、常に25%をキープ、たまに薪ストーブの火力を上げると22%まで落ち込む表示を見ていると、5%アップすることがどれだけの快挙か少しは理解いただけるかもしれません。それに、1台導入して5%上昇するなら、あと6台追加したら60%も夢じゃないという訳で。コストで見てもたかだか4万円弱ですよ?

ヨメ
ヨメ

いやそんな買わせませんけれども・・・。

・・・。ただ、高機能な加湿機1台を導入するくらいなら、我が家に至ってはリーズナブルな加湿機を数台導入するのも環境には見合っているのかな、と思った次第です。

せっかくなので、モダンデコ加湿器の使いやすいポイントをいくつか。

大容量!そして加湿スペックも悪くない。

モダンデコの超音波式加湿器、タンク容量はなんと4.5Lあります。缶ビールに喩えると半ケース、1日1本飲んでも2週間弱は毎日楽しめるという。そして最大加湿量は350ml/h!半ケースの缶ビールを1時間に1本のハイペースで消費し続けていると考えるとそのスペックに驚くことでしょう。。本体のサイズ感的には350mlビール缶を縦×横×高さに3本ずつ並べて積み上げた感じですかね。割とコンパクトです。

ハカイ
ハカイ

え、缶ビールの喩えが分かりにくい!?

現にこの間実測してみると、朝6時に満水にした加湿器が給水アラートを出すまで、約14hほどフル稼働していました。ほぼほぼ公称値に近い加湿性能。我が家で昔から動いているダイキンの加湿機能付き空気清浄機でさえ、3.6Lのタンクで24h満たない程度の給水サイクルなのでそのスペックの高さがよく分かります。

毎日補充するからこそ実感する給水のラクさ。

決して独自の特長ではないですが、今回購入したモダンデコの加湿器、給水方法は2種類あって、これがまた使いやすい。

我が家ではもっぱらタンク本体に直接注水するパターン。本体上部を開ければ、4.5Lの大きなバケツのようなタンクが丸ごと引っ張り出せるんですよね。これをそのままキッチン水栓まで持って行っています。タンクにネジブタなどはないし、片手で引き出せるので非常に楽ちんです。

もう一つ、加湿器上部のフタをとって、上から水を注ぎ入れるパターンは我が家ではほとんどやりませんが、大きなケトルやボウルなどに水を張って加湿器まで持ち運べばワンアクションで給水できてこれはこれで便利そう。少量追加したいシーンでは重宝しそうですね。

何しろ前述の通り、14hサイクル、つまり1日に1〜2回給水すると思うと、この手間って馬鹿にならないですよね。同価格帯の加湿器でこのようなモデルは少なくなかったですが、すごく助かっています。

ザ・シンプル。良くも悪くも加湿以外の機能は有していない思い切りの良さ。

加湿器としては上記に加え、超音波式と言われる熱くないミストが発生されるタイプが使い勝手が良いです。ただ、高性能の加湿器にあるような除菌機能やカルキ防止、アロマオイル対応など、「あると良い」オプション機能は一切ついていません。まぁ強いて言えばタイマーオフ機能くらい?使ってませんが。

オプション機能はもちろんあるに越したことはないのですが、無ければ無いでなんとでもなる訳ですし、加湿器が加湿器たる機能以外は切り詰めたこのシンプルさに惹かれます。だからこそのこの価格ですし、半端なオプション機能をつけて価格が上がるくらいなら、僕は2台ほしいです。笑

確かに内部のヌメリなどが発生しないか少し不安なところはありますが、シンプルな構造と取り外せるタンクの強みは洗浄しやすいところ。セルフケアを心がけつつ、タンクの投入できる銀イオンの除菌剤も売られているようなので、ケースバイケースでそういったものに頼ればいいかな、と考えています。

乾燥との闘いはまだまだ続く・・・

今回新たに購入したモダンデコの加湿器、年明けに届いてから重宝しています。木の家にも溶け込んでますし、娘たちにとっても安全。とはいえ、まだまだ室内の湿度は30%程度。少しでも気を抜くと20%台に落ち込む綱渡り生活を余儀なくされています。毎冬対策を検討実行し続けて、数年度には50%超えを目指したいですね。我が家の乾燥との闘いはまだまだ続きます。

それではまた。

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