こんにちは、ハカイです!
気づけば10月ですね。。前回の投稿が7月下旬のこと、早2ヶ月も経過していて驚きです。
梅雨も明け7月末からようやく夏らしくなって5年ぶりのオリンピックも開幕し、当時は連日TV中継ごしに盛り上がっていました。生観戦であの熱狂と興奮と感動をシェアしたかったのが本音でしたが、あれはあれでオリンピック観戦のニューノーマル、存分に楽しめたかな、と。
オリパラの熱狂が鎮まると同時に新型コロナの感染者数も爆増しましたが、ワクチン接種も拡大して、この10月からとうとう久しぶりに緊急事態宣言の全面解除となりました。僕は9ヶ月ぶりのフル出社となり、すこし睡眠時間が削られています。。
なんだかんだ盛り上がった夏ではありましたが、なんといっても雨続きだったのが印象的です。結果的に我が家ではこの夏庭仕事も薪活もほとんど進みませんでした。せめてインドアライフを快適に過ごしたくて導入したもの、今回はそんなアイテムについて。
避暑地の涼風を求めていました
今年の夏も状況が状況だったのでお忍びではありますが、たまーに友人が遊びに来てくれます。もちろん感染対策をしっかり実行しているのであしからず。我が家に遊びに来てくれた人は口を揃えてこう話してくれるんです。「涼しい」と。確かに今年は扇風機を起動したのもクーラーのスイッチを入れることも数えるくらい。
さらに7月末、僕自身も埼玉の実家に帰った際に、朝方のうだる暑さと寝汗の煩わしさに目が覚めました。汗をかいて起きる、ということがあまりに久々で、新鮮だった反面、寝起きのテンションだだ下がりで、通勤する気力も失せますよね。
那須の朝6時ごろ、我が家の室温は7月、8月と通しておおよそ平均25.0℃あたりで推移していて非常に快適。寝苦しい目覚めはほとんどありません。逆に寝入る22時ごろは平均25.7℃、気持ちよく夢を見ている深夜2時ごろも平均25.5℃。空調系はほとんど使っていないのですが、1日を通してほとんど室温の変動がないので過ごしやすいのでしょうね。夜は布団かぶって寝ていました。笑
それでも今年は夏前から雨。雨、雨、雨。この雨続きにはなかなか窓も開けっぱなしにするのも憚られ、室内の空気が停滞してしまってモヤーッとする日も多くて、湿度調整というか換気対策に悩む毎日。外は比較的涼しいんだからせめて風でも取り入れられたらね、少しは感じ方も違うんだろうと思っていましたが、なかなかそれも叶わない梅雨時でしたね。
つい半年前には乾燥対策してたのにね。。
室内に風を取り入れるには玄関ドアが最適
過去の記事で簡単に図示しているように、我が家のつくりは玄関ドアを開けて縦に伸びる間取り。玄関ドアの向かいにあるのは対面型のキッチンで、その背面棚の上に比較的大きなサイズの横すべり出し窓が設置されています。
玄関ドアとは直角の位置に大きな背の高い掃き出し窓もあるのですが、ここには屋根がないのでなかなか雨の日に全面開放ともいかないんですよね。。その点、玄関ドアの先にはBESS・カントリーログが誇る中折れ屋根が2m超も伸びていて、よほどの強風でもない限り室内に雨が吹き込んでくる心配もありません。
つまり、玄関ドアからキッチン横すべり出し窓まで、縦のラインで風の通り道をつくってあげれば、室内の空気もしっかり循環するというもの。前々から考えていたことでしたが、さすがにこのまま真夏は迎えられないと急遽玄関ドアを網戸化する計画が走り始めた訳です。
川口技研・ロータリー網戸を購入してみた
日頃の庭仕事やDIYが影響してホームセンター通いが激増した我が家、寄るたびに気になっていたのが、玄関ドア用網戸。どこのホームセンターでも必ず現物が展示されていて、サイズ感さえハマればきっと重宝するんだろうなぁなんて思いながらそのまま流していたんですが、、、
とうとう手にするべき時がきたようで。
7月上旬のこと、ホームセンターに設置されていたPOPから簡易サイズ測定表を持ち帰った僕はさっそく我が家の玄関ドアの構造と睨めっこしたのです。
玄関ドアに網戸を設置するときに留意しなければならないのは大きく2つ。
- 玄関ドア枠板と玄関ドアの間に、網戸そのものを固定できるほどの厚みの余白があるか
- ドアクローザーと網戸が干渉しないか
この2つをクリアすれば、大概の玄関ドアに設置することはできるようです。もちろん注意点はいくつかあって。
厚みの余白については、カーテンや暖簾のように、いつもは閉じられていて出入りするときだけ左右に捲るようなタイプであればそこまでの余白を要しませんが、ワンタッチで開けられるような自動巻きタイプだと、網戸を巻き取る中軸分だけ厚みも増すので、それなりの余白が必要です。
ドアクローザーについても、どれだけドアから出っ張っているかによって設置できる種類も限られるため、前もったサイズチェックが非常に重要な訳ですね。
我が家の玄関ドアは、高さ200cm×幅89cm。ドア枠の余白は5cmほどありましたが、ドアクローザー部分はこの余白を保てなかったため、サイズ感と同時にドアクローザーよけが付いていることが必須条件でした。更に開閉が楽そうなワンタッチオープン式を探した結果、ノーカットロータリー網戸を購入することに。
川口技研は玄関ドア用網戸が充実しており、かつ寸法の測り方も分かりやすくホームページで展開していたので、特に他のメーカーに靡くことなく選んじゃいましたね。もちろん懇意にしているホームセンターで扱っていたのも決め手です。
カーテン式の方がリーズナブルなのですが、開閉が面倒なものは使わなくなりそうですし。
設置後の見栄えはというと・・・
こんな感じ。ドアクローザー部分が干渉しないよう、網戸のトップはドアクローザーより低い位置に合わせています。高さとしては185cm程度でしょうか?我が家は僕も嫁も低身長なのであまり気にならないですが、背が高い方からするとちょっと視野が狭い感じがあるかも。
あと半透明ではあるものの、ドアクローザー部分のボックス感はぶっちゃけダサいですよね。。
まぁ見た目はともかく、ワンタッチオープンの自動巻き取り式なので、閉める時は取っ手をスライドすれば良いし、開ける時はワンプッシュ。ストレスフリーで使いやすく、最近我が家では車からたくさん荷物を出し入れする際など玄関ドアを頻繁に開閉するのが面倒なときにこの網戸で代用しています。
換気面も想定通りで、玄関ドアサイズの出入口ができるだけで驚くほど空気が循環するのがわかります。実際ダイニングでくつろいでいると涼風を肌で感じます。夏は雨の日も基本開けっぱなしにしていて、室内のジメジメ感はほとんど感じずに済みましたね。
設置して気づいたのですが、我が家の玄関ドアはほぼ真西を向いてるんですよね。夕暮れ時にはトウモロコシ畑の先から強い強い西日が差し込んできます。これがまたキレイで清々しくて。思わぬ副産物でしたね。
今時期はすでに刈り取られちゃってて、上の写真ではだだっ広いただの畑です。。
玄関ドア用の懸念点いくつか
まぁこれまで書いた通り、玄関ドア用網戸はコストさえ除けば設置しない手はありません。自動巻き取り式なら使いたいときだって使って、使わないときは全く邪魔になりませんしね。
それでも導入にあたって気になる点を挙げるとすれば、下の2つですかね。
設置自体は面倒じゃないの?
実は川口技研の玄関ドア用網戸シリーズには、ネジ止めが不要なものやレールカットが不要なもの、一番簡易的なものでは突っ張り棒に吊るすタイプまで多くのバリエーションがあります。
我が家で購入したワンタッチオープン式は比較的難易度の高いタイプでドア幅に合わせてレールを切らなければいけないタイプでしたが、カット用のノコギリまで付属されていたので至れり尽くせりでした。ドアの縦枠に両面テープで付着させるようで、工具を使うのが不安な方でもほとんど負担なく取り付けられます。
手順をイラストで細かく示した分かりやすいマニュアルも同封されていて、DIYなどに不慣れな方でも割とアッサリ設置できるかなぁと。
セキュリティ面が少し心配。。
そうですよね。我が家は人っ子一人通らない田舎に住んでいるのでほとんど気にならないのですが、この玄関ドア用網戸、当然鍵はかけられません。ある意味玄関を開けっぱなしにしているだけです。当然集合住宅や公共道路から玄関までの距離が短い住宅街などではあまり向かないかもしれません。
中には価格は張るもののロック機能のついたものもあるようですが、そもそも網戸自体ハサミ1本で簡単に破れてしまうことを考えると、セキュリティ面が気になる場合、在宅時に目が届く範囲で、と利用シーンや用途を限定していく方が賢明なのかもしれませんね。
こんな感じで、ワンタッチオープンのレバーを物理的に下げられないようにする部品も販売されているらしい。このストッパーを屋内にだけ設置すれば、強度は心許ないまでも一応のロック機構として応用できるかもしれませんね。
まとめ
ということで、今回は玄関ドアを風の通り道として活用したお話。ちなみにこの記事を書いている現在は10月中旬、、朝方の気温は5℃前後になり、むしろ外気はシャットアウトしたい季節になってきました。この玄関ドア用網戸の出番はすっかりなくなってしまいましたが、上にも書いた通り、別にじゃまになるものでもないので、未だ設置していますしわざわざ外そうとも思いません。薪ストーブシーズンに入ると利用頻度や室温によっては換気が必要になるでしょうし、もしかすると再び活躍シーンがやって来るかもしれません。意外とオールシーズン需要があったりして。
それではまた。
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