こんにちは、夫です。
大変ご無沙汰しております。。
このブログはできる限り時系列に沿ってお伝えしていこうと考えて、
当時のあれこれを思い返しながら書いており、実はリアルタイムの出来事ではないんですよね。
いや気づいてた方が大半かとは思いますが。
ここ数ヶ月は、移住における最大の決断に時間をかけていて、
とうとうだなぁとその想いは強まるばかりです。
さて、今回は移住先の取捨選択について。
情報誌やブログ読んでるだけじゃねぇ・・・
ということはありませんか?
それなりに試行錯誤しながら移住先の検討を進めてきた僕の手元には、
ふるさと回帰支援センターを訪れてから定期的に届くようになった、
移住候補先の移住情報や市制を掲載した分厚いガイド、
各自治体のプッシュポイントがまとめられたプロモーション冊子などなど、
移住情報が山積されています。
また、インターネットを徘徊した得た制度まとめなど、
紙媒体に留まらず情報という情報があふれているのです。
ただね、、
紙媒体を読んでもPCの画面を覗いても、
活字を追う以上なかなか現地の雰囲気は伝わってこないんですよね、当然ながら。
特に市区町村を中心とした自治体ごとに移住支援の取り組みを実施しているところがほとんどですが、
「○○市」と言われても広いんですよ。
どこに腰を据えたとしても同市内であれば
制度がらみは例外なく同じ恩恵に授かれるでしょうけれど、
市内といってもエリアによって居住地周辺か山林近辺か、幹線道路に近いか遠いか、
更に地域によっては気候も変わるところはありますよね。
自治体のその先にある風土、のようなものにも目を向けたいな、
なんて思っていた矢先に、
ふるさと回帰支援センターから郵送物が届いたんです。こんな感じの。
セミナー開催の案内が届いた
※これはあくまでも一例です。
こんな感じの案内が届いたのです。
ちなみにこういった郵送物は月に数度のペースで届きます。
特に地域ごとに振り分けて移住希望に照合しているわけではなく、
移住を検討している方へ一律郵送しているようですね。
当時僕宛に発送されたセミナー案内の中には、まさに移住に向けて情報を集めている中、
先に長々と語ったようにイマイチ現地ってどんな雰囲気なんだろうな、、なんて
検討に当たり二の足を踏んでいた候補地の一つで、そのセミナー案内にたまたま目が留まった、
これは一つの邂逅だろうと妻と相談して参加することにしたんです。
ひょんなきっかけでしたけどね。。
実際に参加してみてどうだったか
初めて僕らが参加したのはある都道府県主催のもと、
ふるさと回帰支援センターのある有楽町の交通会館にて実施されました。
所在する市区町村がかわるがわる特色やポイントをアピールし合う
合同セミナーのような体裁でしたが、
特長的なのは、
先輩移住者が帯同し、その暮らしぶりや移住前後の変化などをそれぞれ話していたところ。
もちろん役所の方々も各市町村の住人ではあるものの、
「移住」経験者の語る、移住前後の生活の変化、的な内容は、
各地を検討する僕らの耳に届きやすい内容でした。
受け身で先輩移住者の経験談や役所スタッフの説明を聞くのも一つですが、
これからもしセミナーに参加される方がいるのなら、
ぜひ会話の中で以下の内容は押さえておくべき。
1.ハザードマップ、的なこと
住まいを決める重要なポイントの一つに、
災害等に見舞われるリスクが高いかどうか、かなり重要です。
どこを選ぶにしても、その自治体のハザードマップが絶対に確認しておくべき。
大体どこも「○○市 ハザードマップ」とググれば出てきますからね、、
ただこういう情報って、地元の人ぞ知るものもあるんですよ。
十年前に地元の新聞に載る程度の洪水があって、とか豪雨被害が出て、とか。
実際に土地探しなんか始めると、不動産屋さんから聞いたりするものも多いのですが、
特定のエリアで移住後の生活を夢想する前に、
情報の一つとして頭に入れておくことをオススメします。
2.市区町村内の標高と気候の違い、的なこと
僕の移住候補地の一つでもある山梨県・北杜市は、市域の3分の1が八ヶ岳南麓に位置していて、
度重なる合併を経て、同市内でも市役所のある旧須玉町と、避暑地としても有名な清里駅のある旧高根町では
なんと、
800メートルも標高が変わるようです...
これだけ標高差があると、気温から積雪量など気候そのものが変わりますよね。
また、吹きおろしの強風や、別荘地にありがちな湿気など、
標高図や天気図を眺めているだけでは捉えられない住人だからこそわかる気候の違いは、
どこの市区町村にもあるものです。
(郊外や里山への移住を検討する方ならなおさらですね、、)
これらはやはり、現地にお住いの方々に直接尋ねるのがベストだと思います。
3.現地でなければ気づけない、的なこと
端的に言えば、音やにおい。
こればかりは有楽町の交通会館でどんな話を聞いてもわかりません。
だからこそ、先輩移住者や役所の方に聞くのが手っ取り早い。
移住候補地の中には、農業や工業など、ある産業が有名で現地資源となっているケースが多々あります。
そのような現地暮らしによって、特徴的な音やにおいが当たり前になっている市区町村もありますよね。
例えば、漁業が盛んな地域での生臭さや、酪農や畜産業が盛んな地域の飼料の臭いなど、、
音で言えば、うるさいものもそうですが、
あまりに静かすぎるのもストレスになったり、なんて話も聞きます。
独特なそれらがないのか、事前にチェックしてみることをオススメします。
他にも確認すべきことはたくさんあるのですが、
特に上の3つは、
生活するにあたり譲れないこと=我慢できないこと
だと思いますので、
その土地を気に入ってしまう前に、候補から外していく苦渋の決断も必要だと思います。
僕はこれ系で、後でものすごく後悔しました。笑
そして一つの出会いが訪れる
そうなんです。
僕ら家族は、このセミナーで出会ったある市区町村のスタッフに
いろいろと助けていただくことになります。
そのあたりはまたの機会に。
まとめ
ふるさと回帰支援センターから送られてくる案内の中で目に留まったとあるセミナー。
このセミナーを通して、
実際に現地に住む役所の方々や先輩移住者の生の話を聞くことで、
アリなエリアとナシなエリアの判断がつけられるようになりました。
紙媒体やモニター画面からでは伝わらない現地の雰囲気を確認するために、
移住を検討されるあなたにも、
ぜひセミナーや説明会に参加してみてください。
それではまた。
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