こんばんは、夫です。あれこれ過ごしているうちにあっという間に12月、、、
移住を決断した昨年からこのブログで語ってきたように移住先を検討し、
数々の候補地から一つに絞ったのが、実は今年の4月のこと。
それから土地を探し家を探し、あちこち奔走してきた今年なのですが、
それを語りきるのはいつになるでしょうか。。
まぁそれは置いておいて、前回の続き、後半みたいなものです。
いよいよ移住先選びの終盤となってまいりました。
いざ体験ツアーに参戦した
セミナーだけじゃないんですよね、各自治体の実施する移住支援は。
ただ、各移住候補地の住人や先輩移住者とのやり取りだけでは決め手に欠ける感じがあって。
だから埼玉を出て現地へ赴くことにしたんです。
何より移住者の受け入れに積極的な自治体は、ほとんど無料に近い費用でツアーを開催してるんですよ。
食事や宿泊費も込み、現地までの交通費だけで、これから何十年と暮らすことになる
土地の24時間を体験できるのなら安いもんですよね。
そんないやらしい思惑もあり、絞られたいくつかの候補地のツアーに申し込みました。
体験ツアーには二種類ある
さて、いざ参加を決めた僕たち家族でしたが、いくつかの土地をまわってみた気づいたことがありまして。
むやみやたらと参加したところで、希望通りの回答を得られない、なんてケースも多いんです。
あなたの移住検討フェーズはどのあたりでしょうか?
それによって参加するツアーパターンを選択した方が、より良い出会いにつながるように思います。
①「体験」より「ツアー」色が強い観光ときどき体験タイプ
観光スポットの多い自治体にありがちなこのタイプ。
いやいいんですよ、格安で旅行して、ときどきほしい現地情報にも触れられる。
それに、これから住む街の近くに、観光客が訪れるような自然や文化遺産、伝統などがあるに越したことはない。
何となく途中参加者なのに誇っちゃう感じ。わかりますよね?悪くない。
特に、これからゆっくりと各地の情報を集めていく長期スパン的移住検討者にとってはいい経験になるでしょう。
ただね、僕たちの場合は、そんなフェーズはとっくに過ぎている、というか。
別にリアルに旅行に楽しみに来てるわけではない、というかね。
インターネットを介せば自宅のでも得ることのできる情報なんて欲してなかったんですよ。
決してそれらのツアー否定したいわけではなく、
それらの自治体が提供するツアー内容と、当時の僕たちの体験ツアーにおける要望が
ただただかみ合わなかっただけのことですので、この辺りは意識して選択する必要があると思います。
②「ツアー」より「体験」色が強いリアリティ追求タイプ
そう、①の真逆がもちろんこのタイプ。
先ほどの書きっぷりだとあたかのこちらのタイプを推しているように思われるかもしれませんが、
そういうわけでもないんですよ、、
何より致命的なのが、あまりにリアル過ぎてまったく魅力を感じないケース。
移住後の生活を体験する、という触れ込みで発信しているツアーですからね、
当然リアルに体験すべきなのは、現地の「普段の生活」をイメージできる過ごし方。
ただ、観光地もない、自然資源もない、バスから見えるのはしま○らやイ○ン、ユ○クロ、、、
あまりに日常過ぎて、興ざめしてしまう自分がいたりするんですよね。
いやこれも悪くないというか。あくまでもその地の「普段の生活」をイメージしたことで、
考えていたほどその候補地に移住する未来を想像できなかった結果になっただけですからね。
実際僕にも、こういったツアーの体験を機に候補から脱落した自治体はありました。
こうした体験を経てふと思うのは、
やはり最後は、「なぜ移住したいのか」という原点に戻るんですよね。
過去のポストにまとめた移住先のイメージ、僕にとってのこの原点と現地が重なるかどうか。
これを自身の五感で判断するために参加したようなものです。
就職活動で言うところの最終面接ですかね。大袈裟ですけど。
体験ツアーで心がけたこと
体験ツアー中、僕がバスに揺られながら何をしていたかというと、、
ただただGoogleMapを見てました。
車窓から見える住宅街、生活に必要な日用品や食料品を買えるお店、飲食店などなど、
その土地の生活環境を構成する要素がどこに位置しているのか、をiPhoneの画面上でじっと確認したのです。
すると、主要な幹線道路がどれなのか、そこへのアクセスは、、、
そんな現地の交通ログとでも言うか、生活動線が見えてきますからね。
もちろん住む場所によって異なりますが、各々の土地が住みやすいかどうかの判断材料としては十分です。
もう一つオススメなのは、自治体内の勾配を確認すること。
これもGoogleMapを地形図で見ていれば、ある程度把握できます。
つまり、体験ツアーにGoogleMapはマストです。いやー便利な世の中ですね!
しかしながら、あまりに手元のiPhoneに集中するがあまりその後の車酔いが、、それはもうひどいもんでした。
おわりに
先ほど例えてみたように、いくつかの最終面接を経て、僕たちは1ヶ所に絞って内定を出したのです。
裏を返せば、最後まで悩みに悩んだ候補地にはすべて今回まとめた体験ツアーや、それ以外の機会を活用して
現地を訪れ、その地の日常を感じて、それを検討材料として判断したということです。
とどのつまり、直接確かめる以上の判断基準はない、ということですよね。
とはいえ、移住にまつわる様々な情報を整理し選別することで現地に触れることが叶うわけでもあり、
情報収集元となるインターネット、ふるさと回帰支援センターのような移住支援サービスなしには
移住先探し自体進まなかったのも事実。
さて、次回は移住先の決断に迫ります。
何だか拍子抜けするような結論になりそうですが、気を悪くしないでくださいね。
それではまた。
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