薪ストーブのある生活#4|我が家の薪が枯渇しています

薪ストーブのこと

こんばんは、夫です。

新居への引っ越しから早2ヶ月が過ぎました。今月始めから待ち焦がれていた家族での生活も始まって順風満帆、、のはずですが、我が家の主暖房であるべき薪ストーブ、燃料枯渇により活動を停止していまいました。冬はまだまだ続くはず、、さてどうしましょう!?

引っ越してからの薪ストーブプラン

移住の苦労話にもまとめたように、今シーズンの薪ストーブ稼働を半ば諦めていた僕たち家族のもとに、移住を決断する前から何かと気にかけてくれていた移住の先輩から、「引っ越し祝いに薪、あげるよ」と願ってもない幸運とお布施が舞い込んできました。

だって、インターネットでどこを探しても、薪販売業者の在庫は12月時点でゼロ、ゼロ、ゼロ。薪なんて一朝一夕で仕上がるものでもなし、この数ヶ月はエアコンをフル活用せざるを得ないかと覚悟してたんです。その矢先のことだったので喜びはひとしおでしたね。

引っ越し当日、使い熟れた軽トラックで我が家へ乗り付けてきた先輩、その荷台にすり切り一杯ほどの薪がたんまり積み込まれていました。ほんとほんとありがたくて。寒気をぎゅぎゅっと押し絞った残り滓のような粉雪が微かに舞い落ちる中、だだっ広い庭の一角に井桁状に重ねられた薪。今シーズンの我が身を守る、貴重な熱源でした。

とはいえ、2月になるまでは前述の通り独り身。貴重な薪を僕独りのために消費する後ろめたさと、職場との言ったり来たりで過ぎていく彩りのない時間のために薪ストーブを立ち上げるという面倒さが相まって、結局1月中は薪を消費することはほとんどありませんでした。

甘い見積もりが崩れ落ちた2月・・・

2月の頭、ようやく我が家に家族全員が揃いました。そう、薪ストーブの本番運用が始まるわけです。我が家には、暖かくなる頃2歳を迎える愛娘と産まれたばかりの愛娘がいます。ついでではないですが、最愛の嫁も。寒い土地に越してきたわけですから、そして懐は常に寒々しいわけですから、できる限り身体だけはぬくぬくと過ごしてほしい、そう思って、早朝の立ち上げは出勤前に僕がこなし、日中の薪追加は嫁が面倒を見ることで、薪ストーブの24時間営業を実践してみようと考えたのです。

薪ストーブ、あたたかいですね。独りエアコンで過ごしていた1月と比較にならないくらい上がる室温。てっきり室内で暮らす人数が増えたことによる熱発散量の違いもあるかと思いましたが、やはり薪ストーブはあたたかい。

何より仕事から帰って玄関ドアを開けると、肌を優しく包む体温に近い空気。常に20℃前後をキープできる暖房能力は想像以上で、「家全体の空気を暖める」という目的に対するエアコンとのスペックの差を如実に突きつけてきたわけです。

ちなみに、当時の外気温はこんな感じ。

暖冬とはいえなかなか芯に堪える寒さで、より薪ストーブのありがたみを感じやすい気候でした。

そして、薪が底をつく

そうして朝も夜も、なるべく火を絶やさずフル稼働させてきた我が家に凶報が。。なんと、フル稼働から早1週間、軽トラック一杯分の薪はほぼほぼ灰へと変貌しました。なんという呆気なさ。元々1シーズン乗り越えられるほど貯えていたわけではないものの、まさかわずか1週間でなくなってしまうとは。

僕自身、日中どれほど薪ストーブへ薪を放り込んでいたのかはもちろん分かりっこないのですが、毎日の朝晩だけで中薪5~6本、、そう考えると割と必然だったのかもしれないですね。甘すぎた見通しに、今シーズンの薪ストーブ生活の夢が儚く散ってしまいました。

しばらくエアコンをフル稼働するも耐えきれず・・・

薪を消費しきってしまった僕たち家族に残された道は、エアコンの主暖房化のみ。薪ストーブに代わってそれこそ朝から晩まで電源オンなわけですが、やはり一番のネックは電気代でしょうかね。

オール電化の家庭は、電気給湯機であるエコキュートが相当量の電力を要することから、夜間帯の電気料金を安く設定する分、日中の電気料金は一般家庭より割高であるケースが多いわけですよ。そうすると、日中のエアコン稼動が気になって気になって。我が家のノクリアXは、わざわざエアコンで消費した1日の電気代を読み上げてくれるもんですから、尚更ね。

他にも、薪ストーブ以上に室内の乾燥を顕著に感じるようになりますし、何より動作音がうるさい。吹き抜け付きの約20畳に設置していることから、想像していたほど室温上昇を体感しにくいですし、これはまずいな、と。そうして新たな暖房の導入を決意するわけです。

石油ストーブを購入してみた

そんな僕たち家族が半ば自棄気味に導入したのが、トヨトミのKS-67H。有名なレインボーストーブではなく、完全に実用性を重視したチョイスです。

電気でも薪でもない、第3の熱源を入手しなければならなくなるこの決断に悩む部分は多かったのですが、決め手はアウトドアでも使えそうなこと、口コミ曰く、その暖房能力に疑いはないこと、この2点でしたね。

購入を決めた翌日、早速ホームセンターへ向かい、勝手が分からずとりあえずと購入した10Lの灯油を手に家へ帰ると、狙い澄ましたかのように届いた巨大なブツ。

開封の儀もそこそこにタンクへ灯油を注ぐと、購入した半分以上を納めてしまう大容量(確認すると6.3Lでした)。着火するとコンパクトな窓から立ち上がる炎。即座に熱を放出し始め、20畳ある吹き抜け付きのリビングで暖かさを感じるまで長くはかかりません。

肌感覚暖房能力は薪ストーブのそれにかなり近いものがあります。何より驚いたのは、上部に置いたやかんの沸騰が薪ストーブよりはるかに早いこと。1L程度ならものの数分で沸き始め、1時間もしないうちにすっからかんというスピード、湿度維持にはありがたい副産物。

ただね、やはりその分灯油の消費それなりなんですね。朝方満タンあったタンクも、フルで使っていたら夜まで補充なしでは保ちません。つまり7L/日程度の消費。灯油が¥80/Lだとすると1日の暖房コストは約600円、つまりフルで使うと月間2万円弱、、エアコンと大して変わらないですね。

我が家ではもろも検討の結果、早く空気を暖めたい朝方や夕方に石油ストーブを燃やし、室温維持にエアコンを起動するハイブリッド型でこの冬を乗り切ることにしました。コストばかり気にしてたら子供たちが可哀想ですし、、、

最後に・・・

つい先週、我が家に初めて学生時代の友人家族が遊びに来てくれました。子どもも含めて総勢約10名。さすがに寒々しい新居通すわけにはいかず、このときのために薪をストックしておいたのですが、

いやーやっぱり薪ストーブはあたたかい。

散々語ったエアコンの稼動音とか灯油の値段とか本当にどうでもよくなるくらい快適な室内が実現できて、友人たちもその居心地の良さに大満足な様子を見ていたらいてもたってもいられなくなり、思わずその友人の男手を連れて庭先の丸太の束に手を付け来年の薪づくりに勤しんでしまいました。あの日だけで1週間分は割れたな、うん。

まぁなんとか那須の冬と共存していく覚悟を決めた僕たち家族を、これからも温かく見守ってください。

それではまた。

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